瀬戸内国際芸術祭2010 ~女木島(鬼ヶ島)~
瀬戸内国際芸術祭も10月に入っていよいよ大詰め。
予想以上の人々が連日瀬戸内に押し掛けてきています。
そして私の島めぐりもいよいよ大詰めを迎えます。
6島目は女木島です。
本当は男木島とセットで周る予定だったのですが、時間があったので男木島は先に周っていました。
それが結果的に火災で焼失前の作品を鑑賞できたことに繋がるのですが…。
めおんに乗って高松港から女木島まで約20分。
桃太郎伝説の鬼が島のモデルとされる島です。
桃太郎は岡山県のイメージが強いですが、鬼が島は香川県にあるのです。
現在は瀬戸内国際芸術祭会場の一つとして、アートの演出にも力を入れています。

まずは山頂付近の鬼が島洞窟にバスで向かいます。


多くの鬼が出迎えてくれます。

昭和の終わりごろから鬼が島としての観光開発が進んでおり、洞窟は女木島のシンボルの一つとなっています。

内部はわりと整備されています。
天井が極端に低い場所があるので注意。


桃太郎伝説にちなんだ展示がたくさんあります。
天然の洞窟がうまいこと伝説とシンクロしているのが面白い。
さて、ここまで読んで「芸術祭関係ないじゃん」と思った方、なんとこの洞窟の中に作品があるのです。

42 鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利/サンジャ・サソ

真ちゅうワイヤー製の彫刻。
鬼にとらえられた人たちの魂と、その献身さを表現しているそうです。
あまり雰囲気にマッチはしてないかな…。

鬼「また来いよ~」

41 緑の音楽/ロルフ・ユリアス
音の反響を利用した聴覚で感じる作品。
ゆえに写真だけ見ても分かりません。
少しのぼって展望台へ。
ここからは絶景が広がります。

四方が瀬戸の大パノラマって素敵ですねー。

フェリーの交差。

屋島。もうちょっと霞が晴れてたらなぁ。

高松方面。意外と近いことが分かります。

急な階段を下ります。

土産物屋。
ちゃんときびだんごを売っていました。
芸術祭でにぎわいを取り戻しています。

この昭和の香りの色濃いバスでふもとまで向かいます。

37 福武ハウス2010|世界のギャラリーとスペシャルプロジェクト
女木島でひときわ目立つ福武ハウスです。
ここはとにかく作品が多い。

現在休校中の女木島小学校の校舎を利用しています。
おすすめ作品は、
・辻直之/風の精
・森村泰昌/動く電気服2010(田中敦子のために)
この二つはかなり前衛的な表現作品でした。人によって感想が分かれるかも。
・ビル・ヴィオラ/トランスフィギュレーション/ヘレナ
・ジュン・ヤン/ファントムアイランド
いずれも映像作品でしたが、よかったと思います。
ファントムアイランドは考えさせられた作品。日中台に挟まれた島って、あの諸島ですよね。
あと台湾に行ったことある人は懐かしいかもしれません。

38 不在の存在/レアンドロ・エルリッヒ
足跡が現れたり消えたりする石庭《見えないもの》と、見る人の姿を映さない鏡のある《二重の茶室》のふたつの作品が見られます。
茶室は絶対に最初鏡だと思ってしまうw

アートのある日常。


青い空と青い海があってこそ瀬戸内海だと思います。

カモメとピアノの船の図。

40 カモメの駐車場/木村 崇人
防波堤に並んでとまっているカモメの群れを表現。

ちなみに本物はこんな感じです。

35 20世紀的回想/禿鷹 墳上

これもこの島のシンボルです。
このピアノの椅子に座ろうとする人が後を絶ちませんでした。

モアイ像。
地元クレーンメーカー大手のTADANOがイースター島のモアイ像の修理に携わった由縁で設置。

この島では強い海風に耐えるため、オーテと呼ばれる石垣が各地に見られます。

39 均衡/行武 治美
入口から入ると、一面が鏡の空間に。

続いて上から見下ろすと、さっきいた場所が鏡越しに見えるようになっています。

36 愛知芸大・瀬戸内アートプロジェクト/愛知県立芸術大学アートプロジェクトチーム
美しい中庭が見もの。
もうちょっと写真撮るべきだった・・・。
以上で女木島の紹介を終わります。
そして、最後の島・大島を訪れます。
大島の場合は芸術祭というかちょっと番外編的な位置づけになるかもしれません。
予想以上の人々が連日瀬戸内に押し掛けてきています。
そして私の島めぐりもいよいよ大詰めを迎えます。
6島目は女木島です。
本当は男木島とセットで周る予定だったのですが、時間があったので男木島は先に周っていました。
それが結果的に火災で焼失前の作品を鑑賞できたことに繋がるのですが…。
めおんに乗って高松港から女木島まで約20分。
桃太郎伝説の鬼が島のモデルとされる島です。
桃太郎は岡山県のイメージが強いですが、鬼が島は香川県にあるのです。
現在は瀬戸内国際芸術祭会場の一つとして、アートの演出にも力を入れています。

まずは山頂付近の鬼が島洞窟にバスで向かいます。


多くの鬼が出迎えてくれます。

昭和の終わりごろから鬼が島としての観光開発が進んでおり、洞窟は女木島のシンボルの一つとなっています。

内部はわりと整備されています。
天井が極端に低い場所があるので注意。


桃太郎伝説にちなんだ展示がたくさんあります。
天然の洞窟がうまいこと伝説とシンクロしているのが面白い。
さて、ここまで読んで「芸術祭関係ないじゃん」と思った方、なんとこの洞窟の中に作品があるのです。

42 鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利/サンジャ・サソ

真ちゅうワイヤー製の彫刻。
鬼にとらえられた人たちの魂と、その献身さを表現しているそうです。
あまり雰囲気にマッチはしてないかな…。

鬼「また来いよ~」

41 緑の音楽/ロルフ・ユリアス
音の反響を利用した聴覚で感じる作品。
ゆえに写真だけ見ても分かりません。
少しのぼって展望台へ。
ここからは絶景が広がります。

四方が瀬戸の大パノラマって素敵ですねー。

フェリーの交差。

屋島。もうちょっと霞が晴れてたらなぁ。

高松方面。意外と近いことが分かります。

急な階段を下ります。

土産物屋。
ちゃんときびだんごを売っていました。
芸術祭でにぎわいを取り戻しています。

この昭和の香りの色濃いバスでふもとまで向かいます。

37 福武ハウス2010|世界のギャラリーとスペシャルプロジェクト
女木島でひときわ目立つ福武ハウスです。
ここはとにかく作品が多い。

現在休校中の女木島小学校の校舎を利用しています。
おすすめ作品は、
・辻直之/風の精
・森村泰昌/動く電気服2010(田中敦子のために)
この二つはかなり前衛的な表現作品でした。人によって感想が分かれるかも。
・ビル・ヴィオラ/トランスフィギュレーション/ヘレナ
・ジュン・ヤン/ファントムアイランド
いずれも映像作品でしたが、よかったと思います。
ファントムアイランドは考えさせられた作品。日中台に挟まれた島って、あの諸島ですよね。
あと台湾に行ったことある人は懐かしいかもしれません。

38 不在の存在/レアンドロ・エルリッヒ
足跡が現れたり消えたりする石庭《見えないもの》と、見る人の姿を映さない鏡のある《二重の茶室》のふたつの作品が見られます。
茶室は絶対に最初鏡だと思ってしまうw

アートのある日常。


青い空と青い海があってこそ瀬戸内海だと思います。

カモメとピアノの船の図。

40 カモメの駐車場/木村 崇人
防波堤に並んでとまっているカモメの群れを表現。

ちなみに本物はこんな感じです。

35 20世紀的回想/禿鷹 墳上

これもこの島のシンボルです。
このピアノの椅子に座ろうとする人が後を絶ちませんでした。

モアイ像。
地元クレーンメーカー大手のTADANOがイースター島のモアイ像の修理に携わった由縁で設置。

この島では強い海風に耐えるため、オーテと呼ばれる石垣が各地に見られます。

39 均衡/行武 治美
入口から入ると、一面が鏡の空間に。

続いて上から見下ろすと、さっきいた場所が鏡越しに見えるようになっています。

36 愛知芸大・瀬戸内アートプロジェクト/愛知県立芸術大学アートプロジェクトチーム
美しい中庭が見もの。
もうちょっと写真撮るべきだった・・・。
以上で女木島の紹介を終わります。
そして、最後の島・大島を訪れます。
大島の場合は芸術祭というかちょっと番外編的な位置づけになるかもしれません。
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