瀬戸内国際芸術祭2013 ~高見島~
瀬戸内の島々と芸術作品を巡る一大イベント、「瀬戸内国際芸術祭2013」
今回は秋会期開催中の多度津町の高見島に行ってきました。
高見島のコンセプトは「伝統的な古民家群が残る島を現代アートがよみがえらせていく。」とうことで、他の島同様に昔ながらの民家を活用したアート作品が多く見られました。

114 『新なぎさ号・キュート・アップ作戦』 西山美なコ
多度津港から定期船に乗って出発です。
休日の午後でしたが既に満員状態。
この船自体がアート作品なんです。
船体が花柄で彩られていますね。

多度津から船に乗るのは福山行きフェリーがなくなるとき以来でした(2008年撮影)

高見島へは25分程度の船旅。
今回は瀬戸大橋が遠くに見えます。
この海上に浮かぶ旗も、芸術祭の一環としてのようです。

港に着くと、たくさんの旗が出迎えてくれました。

117 『畏敬・よみがえる失われたかたち』 市村冨美夫+中川裕孝+テキスタイル研究室

ここまで一面の黄色い旗はかなり壮観でした。
すべての旗に多度津町の子どもたちの手形が押されているそうです。

まずは海岸線沿いの道を1.5キロほど歩いていきました。
ここはレンタサイクルの方がいいかもしれませんね。


124 『板持廃村再生プロジェクト』 板持廃村再生プロジェクト実行部隊
住民がいなくなり廃集落となったものを、雑草等を除去し見学できるようにしています。

朽ち果てた家々が散在しています。
本土から海で隔絶され、さらに島の中心部とも離れているので、住民に見捨てられてしまうのも仕方ないのでしょうか。
なかなか産業となるものも得にくいような土地に見えました。


一番高台にある家。
この村の有力者が住んでいたのでしょうか。

家の中にも立ち入ることができました。
相当な年月が経っているように感じられました。

こういった廃集落って、なかなか立ち入りにくいものなんですが、こういう芸術祭の一環として展示されていることで、見学する機会を得られました。
いろいろと考えさせられるものがありました。

旗の場所からは階段を登って集落へ向かいます。
この立派な石垣は高見島の目玉の一つです。

古民家を活用した作品です。

118 『高見島へのオマージュ』 小西通博+楠本衣里佳+河野有希+藤野裕美子

島の人たちを描いたものでしょうか。
たくさんの人が描かれています。

2階には蚊取り線香の展示。
かつて島で蚊取り線香の原料の除虫菊が栽培されたことに由来します。

122 『蛸の家』 吉野央子
蛸壺漁が盛んだったことに由来した展示。

蚊帳に囚われたタコ。

なかなかシュールな展示でした。

123 『除虫菊の家』 内田晴之+小川文子+田辺桂
かつて島で栽培されていた蚊取り線香の原料の除虫菊に関する展示。
手前がその菊、後ろのパネルが菊畑です。
すごい壮観な景色。
この時代に高見島に来たかったなぁ。


2階の展示。

121 『うつりかわりの家』 中島伽耶子

119 『刻』 青木亜樹

115 Sea Room 小松敏宏

116 望郷の火 若林亮

日も暮れてきて、高見島のクライマックス!
海岸線に設置された炉によって、主を失ったモノたちを「かがり火」にするというコンセプト。
夕暮れの瀬戸内をバックにしてすごく幻想的です。

最終便の出向に合わせて一気に焚き上げます。

最終便の船の後方からずっと見えました。
島の人たちも手を振ってくれて、感激でしたね。

夕暮れの瀬戸を後にして帰路へ。
高見島でも素敵なアートや、島の文化に触れることができて充実でした。
今回は秋会期開催中の多度津町の高見島に行ってきました。
高見島のコンセプトは「伝統的な古民家群が残る島を現代アートがよみがえらせていく。」とうことで、他の島同様に昔ながらの民家を活用したアート作品が多く見られました。

114 『新なぎさ号・キュート・アップ作戦』 西山美なコ
多度津港から定期船に乗って出発です。
休日の午後でしたが既に満員状態。
この船自体がアート作品なんです。
船体が花柄で彩られていますね。

多度津から船に乗るのは福山行きフェリーがなくなるとき以来でした(2008年撮影)

高見島へは25分程度の船旅。
今回は瀬戸大橋が遠くに見えます。
この海上に浮かぶ旗も、芸術祭の一環としてのようです。

港に着くと、たくさんの旗が出迎えてくれました。

117 『畏敬・よみがえる失われたかたち』 市村冨美夫+中川裕孝+テキスタイル研究室

ここまで一面の黄色い旗はかなり壮観でした。
すべての旗に多度津町の子どもたちの手形が押されているそうです。

まずは海岸線沿いの道を1.5キロほど歩いていきました。
ここはレンタサイクルの方がいいかもしれませんね。


124 『板持廃村再生プロジェクト』 板持廃村再生プロジェクト実行部隊
住民がいなくなり廃集落となったものを、雑草等を除去し見学できるようにしています。

朽ち果てた家々が散在しています。
本土から海で隔絶され、さらに島の中心部とも離れているので、住民に見捨てられてしまうのも仕方ないのでしょうか。
なかなか産業となるものも得にくいような土地に見えました。


一番高台にある家。
この村の有力者が住んでいたのでしょうか。

家の中にも立ち入ることができました。
相当な年月が経っているように感じられました。

こういった廃集落って、なかなか立ち入りにくいものなんですが、こういう芸術祭の一環として展示されていることで、見学する機会を得られました。
いろいろと考えさせられるものがありました。

旗の場所からは階段を登って集落へ向かいます。
この立派な石垣は高見島の目玉の一つです。

古民家を活用した作品です。

118 『高見島へのオマージュ』 小西通博+楠本衣里佳+河野有希+藤野裕美子

島の人たちを描いたものでしょうか。
たくさんの人が描かれています。

2階には蚊取り線香の展示。
かつて島で蚊取り線香の原料の除虫菊が栽培されたことに由来します。

122 『蛸の家』 吉野央子
蛸壺漁が盛んだったことに由来した展示。

蚊帳に囚われたタコ。

なかなかシュールな展示でした。

123 『除虫菊の家』 内田晴之+小川文子+田辺桂
かつて島で栽培されていた蚊取り線香の原料の除虫菊に関する展示。
手前がその菊、後ろのパネルが菊畑です。
すごい壮観な景色。
この時代に高見島に来たかったなぁ。


2階の展示。

121 『うつりかわりの家』 中島伽耶子

119 『刻』 青木亜樹

115 Sea Room 小松敏宏

116 望郷の火 若林亮

日も暮れてきて、高見島のクライマックス!
海岸線に設置された炉によって、主を失ったモノたちを「かがり火」にするというコンセプト。
夕暮れの瀬戸内をバックにしてすごく幻想的です。

最終便の出向に合わせて一気に焚き上げます。

最終便の船の後方からずっと見えました。
島の人たちも手を振ってくれて、感激でしたね。

夕暮れの瀬戸を後にして帰路へ。
高見島でも素敵なアートや、島の文化に触れることができて充実でした。
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