「つればし」へようこそ。ここではアニメ作品等の舞台探訪(聖地巡礼)やイベントについて紹介しています。

東洋のマチュピチュに行ってきた ~別子銅山産業遺産群・東平地区~

初夏を迎え、天気もよかったのでドライブしてきました。
行き先は愛媛県新居浜市のマイントピア別子・東平ゾーン。
ここは正月にマイントピア別子を訪れた際に行きたかったのですが、冬季閉鎖で行けなかったので今回リトライしたわけです。
標高750mの山中にある東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子鉱山の採鉱本部が置かれ、社宅・小学校・劇場・接待館が建てられるなど、昭和43年に休止するまで町として大変な賑わいをみせていました。(公式ページより)
東平が閉山してから40年以上、一時期廃墟化しましたが、90年代以降は歴史資料館などが整備され、観光地として
再注目されてきています。

県道から分岐した離合困難な狭い道を5キロほど走りぬけると、このような景色が飛び込んできます。
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巨大な産業遺産の遺構が姿を現します。
別子銅山の東平索道停車場跡~貯蔵庫跡です。
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はるか向こうには新居浜市街地が見えます。
標高は800メートル近くまで登ってきました。
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これが東洋のマチュピチュと言われる所以です。
晴れていればこの向こうにもっとはっきり新居浜市街地を見渡せます。
ちなみに銅山が現役だったころは社宅や作業場が斜面に立ち並び、まさに空中都市といえる場所だったようです。
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この急階段はかつてのインクライン。
ここを下ると遺構群へ辿りつけます。
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索道停車場跡です。
ここから今のマイントピア別子の端出場ゾーンまで索道が繋がっていました。
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マチュピチュのみならず、ラピュタも何となく想像できますw
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こちらは東平貯鉱庫跡。
明治38年ごろに造られ、鉱山で採掘されて物などを保管していました。
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煉瓦造りの遺構と言えば犬島の精錬所跡もそうですが、あちらは観光用に再整備されているのに比べ、こちらはほぼ当時のままの姿で残っています。
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こういう産業遺産はずっと残してきたいですね。
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こちらは旧保安本部。
明治37年に造られた歴史ある建物です。
今はマイン工房として銅版レリーフなどの手作り体験ができる建物として利用されています。
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トンネル。
かつては鉱山へ向かう鉄道が走っていました。
一般の人も乗れる「かご電車」もありました。
現在は鉱山での輸送機械などを展示しています。

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鉱山へ出勤する人々が歩いてきた道。
今では森林を散策する散歩道となっていますが、ここにもかつて社宅が建っていました。
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しばらく歩くと、開けた広場に出ます。
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今では何の変哲もない公園ですが、80年ほど前は別子銅山の拠点となった場所です。
先程の社宅跡といい、別子銅山跡は自然に戻ろうとしています。
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ここには煉瓦造りの変電所跡が残っています。
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中にも入れます。
ほぼ手つかずの産業遺構の中が公開されている場所って少ないと思います。
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なんだかギルティクラウンに出てくる廃墟を思い浮かべます。
ギルクラのモデルになったのは信越本線の丸山変電所跡ですが、内部が改装されてしまってます。
こっちは明治時代に造られたほぼ当時のままです。
ほぼ同じ時期に建てられた変電所跡なので、何となく雰囲気は伝わってきます。
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明治38年に造られた建物ですが、しっかりしており、木造の階段も朽ちてないです。
当時の建築らしくレトロな雰囲気満載ですね。
窓の形がとても好きです。
保存状態もいい方ではないでしょうか。
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ここで従業員が寝泊まりしてたのでしょうか。
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屋根の部分の木造の作りも重厚で好きです。
煉瓦作りとのコントラストも素敵です。
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なんだかすごく絵になる場所でした。
今のところ保存状態はいいものの、老朽化でいつ公開中止になってもおかしくなさそうなので、見学したい方は早い時期の方がいいと思います。
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第三通洞跡です。
東平地区の坑道です。
この中に線路が走っていました。
手前の橋にちょっと跡が見えますね。
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内部の様子。
一般は立ち入り禁止ですが、たまに公開してほしいですね。
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駐車場付近にある東平歴史資料館ではこの地区の銅山開発の歴史に関する貴重な資料の数々が展示されています。

東平地区の見学はここまで。
なお、もっと奥に進むとかつての別子銅山上部鉄道の廃線跡などもあります。
東平は昔のままの歴史遺産がほぼ当時のまま保存されている素敵な場所でした。

ちなみにマイントピア別子・端出場ゾーンを訪れた時の記事はこちらになります。
別子銅山跡の旅~端出場・マイントピア別子~

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マイントピア別子から向かう県道では、このようなループ橋も渡れますよ。
冒頭でも述べましたが東平地区へのアクセス道は悪いので注意して運転してください。
冬季閉鎖で、混雑時には時間帯で一方通行になる交通規制が行われます(交通規制中の方が対向車が来ないので安全かも)
産業遺産好きとしては一度訪れてみたい場所です。
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2012-05-20 : 旅行・外出 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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別子銅山・東平ゾーン
はじめまして。こんばんは。
昨年秋に、新居浜のマイントピア別子を訪れ、紅葉と冬桜を観賞しました。
別子銅山の東平ゾーンに行こうとしたら,途中から道路の積雪と凍結のため、危険を感じたので、行くのを断念しました。
当サイトにて、東平ゾーンの産業遺構を拝見し、いつか現地を訪れてみたいと思いました。
大変参考になりました。ありがとうございます(^^)
2014-03-10 20:43 : さすらい☆ちわた URL : 編集
No title
はじめまして。
東平ゾーンは冬は行けないので、春~秋の間で訪問する必要があります。
春から初夏が緑が豊かでおすすめですよ。
あの産業遺構群は一見の価値がありますので、ぜひいつか訪れてみてください^^
2014-03-15 23:27 : リジス URL : 編集
東平ゾーン
はじめまして
7月末に車で東平ゾーンと石鎚スカイライン、UFOラインを計画してましたが道路が狭くすれ違いが大変なので、あきらめて石鎚スカイラインに絞りました。
つればしさんの東平ゾーンの詳しい紹介で、ますます行きたい気持ちが募って来ました。計画を練り直します!




2015-06-30 22:08 : yogisha URL : 編集
水樹奈々さんゆかりの地ですね
初めまして、紫電改と申します。
聖地探訪の数々、とても興味深くて面白いです。

この東平は水樹奈々さんのお父さんの生まれ育った所で、水樹さんが出演された「クロスアンジュ」の主題歌「禁断のレジスタンス」のPVもここで撮影されました。
索道停車場跡の狭いレンガの所を歩く等、結構大変な撮影だったようです。
YouTubeで公式動画がありますので、ご覧になって頂けたらと思います。
2015-07-07 21:57 : 紫電改 URL : 編集
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